落語の初心者でも浅草演芸ホールに行けば十分楽しめます
浅草演芸ホールアクセスは? 料金は? 現場の雰囲気は?
この記事では落語の初心者でも十分に楽しめる「浅草演芸ホール」についてです。
今は大変便利な世の中で、落語を聴こうと思ったら、youtubeなどの配信、テレビやCD、DVDなど様々な方法で落語を楽しむことが出来ます。
しかし、本当に心の底から落語を楽しむのなら寄席に行って生で落語を楽しむのが一番です。
寄席ってなんだか敷居が高いと思っていませんか?
なんだか落語って難しそう
敷居が高くてなかなか寄席には行けないな
落語の知識がないので寄席に行っても楽しめないんじゃないか
このように思っている方は多いと思います。
そんな方には、まず、浅草演芸ホールで生の落語を堪能するのがいいと思います。
落語は難しいって思う方もいらっしゃると思いますが、寄席に行くのために落語の事を勉強することもありませんし、堅苦しい事もありません。
落語の事を知らなくても、落語家さんが巧みな話術で落語の世界へ引き込んでくれますし、マクラと言って落語の本編の背景や人間関係などを分かりやすく説明してくれますし、気軽な気持ちで落語を楽しむことができます。
そして、この記事を読んだ皆様が、敷居の高さを吹き飛ばして気軽に寄席の楽しさを体験できるようになったら幸いです。
浅草演芸ホールとは?
浅草演芸ホールは都内に4か所ある定席寄席の一つです。定席寄席とは1年365日毎日休むことなく落語中心の興行を行っている演芸場の事です。
東京都内の定席寄席は浅草演芸ホールの他に、上野鈴本演芸場、池袋演芸場、新宿末広亭があります。
浅草演芸ホールは文字通り、日本を代表する観光地・浅草にあります。浅草は仲見世や新仲見世などの情緒あふれるアーケード商店街などどこか懐かしさと下町情緒あふれるエリアです。
浅草演芸ホールアクセス
浅草演芸ホールへのアクセスです。
一番近いのは、つくばエクスプレスの浅草駅を利用する事です。この駅からA1出口を利用すると、浅草演芸ホールは目と鼻の先。所要時間はわずか1分です。
東京メトロ銀座線浅草駅の場合、「雷門・浅草寺方面改札」を出て地上に上がると雷門通りに出ます。60メートルほど歩くと左手に雷門が見えてきます。
雷門をくぐって仲見世商店街に入ります。
仲見世商店街を180メートルほど進むと、伝法院通りと交差します。ここで左折して伝法院通りに入ります。
伝法院通りを進んでいくと、三又に分かれる交差点があるので、真ん中の六区通りに入り100メートルほど歩くと六区ブロードウェイと交差します。道路はさんで向かいの角の建物が浅草演芸ホールです。
所要時間は約8分です。
浅草演芸ホールの料金
通常 | 特別興行(年末年始含む) | |
---|---|---|
大人 | 3,000 円 | 3,500 円 |
学生 | 2,500 円 | 3,000 円 |
子供(4歳以上) | 1,500 円 | 2,000 円 |
夜割(18時~) | 夜割(19時~) | |
---|---|---|
大人 | 2,500 円 | 2,000 円 |
学生 | 2,000 円 | 1,500 円 |
子供(4歳以上) | 1,500 円 | 1,500 円 |
浅草演芸ホールの入場料は通常の場合、大人で3000円です。著名な落語家さんの襲名披露や年末年始の公演などは3500円になります。
いよいよ演芸場の中へ!
ここからは落語好きではあるけど、寄席で生の落語を鑑賞した事があまりない初心者だった僕が、初めて寄席という所に出向いて経験した衝撃を書いてみたいと思います。
浅草演芸ホールに到着しました。
演芸ホールには、同じビル内に浅草東洋館というのがあり、こちらは寄席でいういわゆる色物(漫才、コント、マジック)がメインの寄席もあります。
いつか、こちらの方にも行きたいと思います。
演芸ホールの入り口にある窓口で木戸銭(入場料)3000円を払い、いよいよ演芸場の客席へ。そしたら、落語ブームなんでしょうか?お昼過ぎに行ってもほぼ満席でした。
木戸銭を払ったらホールの係の方から本日のプログラムを頂きました。来場者全員に配るみたいです。
ホールの中に入ったら、満席。開いている席はありませんでした。座れないので、客席の端のほうでしばらくの間立って舞台を見てました。
1人で行ったんですが、正午過ぎに入場して午後5時までずっと演芸ホールにいました。その間ずっと笑いぱなしでした。
主な出演者
- ロケット団
- 林家正蔵
- 林家木久蔵
- 春風亭一朝
- 古今亭菊之丞
- 林家木久扇
古今亭菊之丞師匠は艶っぽい女性や若旦那を演じさせたら絶品。今回の高座でその艶っぽさを大いに堪能しましたし、春風亭一朝師匠のきっぷのいい江戸前の落語も良かったです。
トリの林家木久扇師匠はテレビ番組「笑点」の与太郎キャラクターそのまま、持ちネタである「林家彦六伝(明るい選挙)」を披露してくださり、場内大爆笑でした。
まとめ 落語の初心者は浅草演芸ホールで生の落語を聴くことをお勧めします
落語を楽しむには寄席に行ってみる事をお勧めします。
東京都内には定席といって1年365日、毎日興行している寄席が4か所あります。(浅草演芸ホール、池袋演芸場、上野鈴本演芸場、新宿末広亭)それぞれ特色があって面白いです。
寄席に行かないと生の落語の雰囲気は分かりません。演者の話芸はもちろんの事、噺を聴いてお客さんが笑う。その雰囲気がさらなる笑いを誘う。相乗効果です。寄席を生で見ると、面白いのなんのって!
特に浅草演芸ホールは浅草という立地にあるという事で、アクセスもいいし、下町情緒もじっくりと味わう事ができます。浅草演芸ホールで寄席を楽しんだ後、ゆっくりと仲見世や浅草寺など浅草を探索してみる事もおすすめです。
敷居が高いと思わないでぜひ気軽に寄席に行ってみてください。
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